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1%の奇跡#8

携帯電話をタヒョンに贈ったチェインはいつでも話せることに満足して、用もないのに掛けたりしてニタニタしている。ヒョンジンは登録番号が、1番も2番も3番もチェインになっていることにあきれる。多機能付きの最新型であるのに、タヒョンは使い方がよく分からないので、電話さえできればいい、と言う。ヒョンジンはタヒョンの写真を撮り、彼女の知らぬ間にチェインに送る。またしてもにやつくチェイン。

その頃、テハの家ではチェインの交際相手が話題になる。病院でヒョンジンと話しているチェインを見たテハは、てっきりヒョンジンがその相手だと誤解し、両親にもっと詳しく調べると報告する。

タヒョンの学校にチェインが電話すると、席を外していたタヒョンの代わりにカン先生が出る。激怒して言いたい放題言うチェイン。タヒョンが戻ってきて勝手に出たことを非難すると、カン先生は「口の悪い男だ。僕のほうがいい」と逆にチェインを非難する。

タヒョンが代わると、チェインの怒りはますます高じてくる。言葉遣いも乱暴だ。またしても「先生」に「ニム」を付けない。「誰だ?どこだ?一緒にいるのか?」(この電話に出たとき、タヒョンは「誰だ?」と聞かれ『タダです」と答えている。家族間の名前だから、チェインには使わないよう釘を刺していたのに。)

タヒョンに会ってからもチェインは怒りが収まらない。タヒョンがカン先生と一緒にいるのに耐えられない。「学校を移れ!」と目茶苦茶なことまで言いだす。「(タダが)あいつと一緒にいるのは嫌だ。胸くそ悪い、あいつが横にいるとは」と怒鳴り散らす。タヒョンは彼がここまで怒りをあらわにする理由が分からない。チェインもこれが嫉妬だとはまだ気づいていない。最後にタヒョンはたまらず謝る。「今後こんなことないな?」『注意します」タヒョンが謝ったことでチェインの機嫌も直る。それどころか、自分の言い分が通ったことで得意気だ。機嫌がよくなりタヒョンに優しい言葉をかけたりする。一方、タヒョンがチェインに会っている間にカン先生は彼女の家を訪れ、母親に花束をプレゼントしてしっかり点を稼いでいる。

祖父は目に見えて元気がない。チェインとタヒョンの間が上手くいっていないと心配している。ヒョンジュンは大丈夫、チェインは本気で脇目もふらず一生懸命だ、と断言する。

祖父は自伝を書いている。改めて自分のこれまでを振り返ると、息子と和解せぬまま亡くしてしまったことを後悔している。チェインまで失いたくない
、妥協の材料としてタヒョンを紹介したのに。1%の可能性でもなんとかなって欲しい、といつもに似合わず弱気になっている。

タヒョンの両親はカン先生の方に好意を持ち始めている。早く結論を、という父に、タヒョン「分かったわ」と答える。弟に両方の長所を短所を書き出して比べてみるといい、と言われ、ヒョンジンと一緒にやってみる。

性格や人柄、仕事、趣味等どれをとってもチェインがカン先生に勝るものはない。ルックスだけが引き分け。(断然チェインのほうがいいのは誰の目にも明らかなのに。)財産までもが、お金を持ちすぎるのはよくないという理由で、そこそこのカン先生に軍配を上げる。

カン先生の実家は堅実だし、病院は評判がいい、その上末っ子で、一人息子で母親しかいないチェインよりも条件がいい、とタヒョンの母はカン先生の方が断然いいと言う。父は一度チェインに会ってみよう、二人を家に呼ぼうと言う。

次のデートでタヒョンはいつもと調子が違う。言いたいことを言い出せない。てきぱきとして、言いたいことは遠慮せずにはっきり言っていたこれまでとは全然違うのだ。見ている方もじれったいのだから、面と向かっているチェインのイライラは相当なものだ。それでも怒り出さないチェインは随分辛抱強くなっている。やっと口から出たのは、「私たち結婚するかも」チェインびっくり。
「両親が二人の交際を知ってしまったので、会いたいと言っている、うまく説明しないと結婚することになるかも」タヒョンはチェインに怒鳴られる、断られるかと思いなかなか切り出せなかったようだが、チェインは意外にもあっさりと「いいよ」。

当日、チェインはホテルの仕事を早目に切り上げ、部下にも早く帰れと言い驚かれるほどだ。しかしホテルを出ようとしたときトラブルに巻き込まれる。酔った客がボーイに絡んでいるのを止めようとして殴られ、携帯は池の中に。結局警察にまで行くはめになる。タヒョンには警察の電話で連絡しようとするが、部屋に携帯を置いたまま料理の手伝いをしているタヒョンには通じない。

カン先生は約束の時間に現れるが、チェインは来ない。父の趣味の囲碁をして点を稼ぐ。タヒョンは料理ができないと聞くと、「それでは僕が習わなければ」と優しいところを見せ、ますます両親に気に入られる。タヒョンは全然食欲がなく、どこから見ても気が沈んでいることは明らかなのに、暢気な両親は気が付かない。カン先生の素晴らしさに夢中になっている。途中で携帯に電話をするが、池に落ちたチェインの電話は通話不能になっている。

カン先生を見送って家の前に出る。「彼が来なくてがっかりしましたか?僕ならあなたを傷つけるようなことはしない。契約があるのなら、留学の面倒は僕がみます。彼と結婚したら苦労ばかりです。僕たちは似たもの同士だ」と、結婚後の二人が穏やかな生活を送る姿を語る。「考えて下さいね」と言われ、タヒョンは「考えてみます。時間を下さい」と答える。

遅くなったものの、チェインはインチョンまで行く。しかしタヒョンの家が分からない。いつも家の近くまで送っていっていたので、そこで車を止めて公衆電話から連絡を取ろうとするが、タヒョンは出ない。実はタヒョンの家の前を通っていたし、タヒョンも門の前で待っていたのだが、見事なくらいタイミングよくすれ違ってしまうのだ。

タヒョンは祖父と会うが元気がない。チェインが約束を守らなかったのは、気がないからだ、女に家に呼ばれたのを負担に思ったのだ、と祖父に言う。これを知った祖父はホテルまで出かけて行ってチェインを叱る。

「何を考えているんだ?」「なぜ知っているのですか?」「事情があったのか?」「忙しかったんです」「今からでも行け」「干渉しないで下さい」「10ヶ月持たず、逃してしまうかも知れないな」「テハに紹介するのですか?」「他人のことも考えろ。タヒョンのご両親はどう思ったのか、お前みたいな男は婿にしたくないだろう」

タヒョンはヒョンジンに会う。ヒョンジンは、「訳もなく来ない人じゃないわ」と言うが、タヒョンは「契約だけの間柄なのに、負担を掛けすぎた」と落ち込む。

一方チェインはヒョンジュンに会っている。「電話にも出ないんだ、平謝りするわけにもいかない」とこぼずチェインにヒョンジュンは「謝れよ」と。人に頭を下げたことのないチェインは「うるさい!」と言ってその場をたつ。

それぞれの親友であるヒョンジンとヒョンジュン(ややこしい名前だ)は、タヒョンとチェインの気持ちを本人たち以上に知っている。本人たちはまだそれには気づいておらず、それゆえ落ち着かないのだが。

チェインは結局インチョンへ行く。車の中で謝る練習をするが、慣れていないので上手くできない。色々理由を考えても嘘っぽい。「何しているんだ」とつぶやくチェイン。とにかく電話をする。タヒョンは電話を取るが、すぐには返事ができない。

結局タヒョンはいつも車を降りる場所まで行く。車の外で佇んでいるチェイン、真剣な表情でタヒョンを見つめる。二人とも言葉が出ない。頭の中で考えていること、胸の中に隠れている気持ちを素直に口に出す勇気がない。本当のことを言ってしまいそうな不安感と、思ってもいないことを口にしてしまいそうな恐れで一杯なのだ。と思わせるカン・ドンウォンの表情だった。

# by 1-100miracle | 2008-03-30 22:29 | 1%の奇跡  

1%の奇跡#7

エレベーターの中でチェインとヒョンジュンがタヒョンを話題にする。「恋に落ちたのか?」と訊くヒョンジュンに「ダサくて野暮ったいのに、なぜか男は多い」と答えるチェイン。なぜかそのエレベーターにはタヒョンが同乗していた。

デート場所でチェインとそれに付いて来たヒョンジュンが待っている。大幅に遅れてタヒョン到着。「うぉー」と声を上げるヒョンジュン。髪の毛をストレートにして、かなり露出多いドレスを着てタヒョンが登場したのだ。目を剥くチェイン。

「前の方がましだ。いやらしい服はよくない」と言って無理やり自分の背広の上着をタヒョンに着せる。確かにヒョンジュンだけでなく、ウェイターを始め周囲の人間はタヒョンに見とれている。チェインだけがそわそわして落ち着かない。

タヒョンは帰る、と言って送ろうというチェインの申し出を断る。残った男二人。ヒョンジュンは上機嫌で、女は少しくらいセクシーなのがいい、と言う。その時突然エレベーターでの会話を思い出し、聞かれてしまったことに気づき、タヒョンを追いかける。

タヒョンに追いつくと、公園へ連れて行く。もちろん上着を着せて。「そういう服は二度と着ないでくれ」「こういう意地悪はしないでくれ」「そんな格好するな、心臓に悪い」と、頼む。そして「悪口言って悪かった。二度と言わない」と約束させられる。結局二人で店へ行き、返品。元の服に戻ったタヒョンに、「ぞっとしたよ。その方がずっと可愛い。髪形はおとなしくて気に入った。」と言う。

その後、チェインは祖父に呼ばれて実家に寄る。財産が欲しいのではないなら、タヒョンとなぜ付き合っているかと訊かれ、デパートをテハに渡したくないからだと答える。

タヒョンの実家にカン先生の父親が訪ねてくる。病院の院長であるが、自分にも治せない病に息子がかかっている。タヒョンでなければ誰とも結婚しない、と言っているから心配で会いに来た、と。実際にタヒョンに会い、気に入ってしまって、是非うちの嫁に来てください、と気の早いことを言う。そんなところにカン先生が来て連れて帰る。

タヒョンの父は両方とも気に入らない。片方はお金がありすぎるし、もう片方は惚れ過ぎというのがその理由。母も堅実な方がいい、とカン先生に傾いている。父はタヒョンの部屋に行って訊く。「どっちが好きだ?」「パパは?」「お前が決めろ、両方やめてもいいんだ。親の立場からすると、カン先生がいい。あれほど思ってくれているんだから。」タヒョンは頭が混乱している、分からないといいながら、「心配かけてごめんなさい。」と謝る。

ヒョンジュン、チェインの部屋を訪ねる。(「自力でやっている」ということだからだろうが、たいしたものではない。「私の名前はキム・サムスン」のヒョンビンが住んでいたマンションに比べるとしょぼいものだ。)そこで祖父の気持ちを代弁するが、チェインは聞く耳を持たない。タヒョンの服装についても、「男なら喜ぶものだ。もしかして、体に問題でも?」と言い、それでも自分の愛する人にはあんな格好はさせたくない、と言う。チェインにこのほのめかしは通じない。

父の命日、妹がチェインを尋ねて来る。父親の顔も覚えていないと言う妹に、チェインは父の死ぬ前の最後の言葉を教える。母と妹、そして祖父を頼むと言われたことを。「じいさんに優しくしろ、俺の分も優しくしてやれ」と。両親の結婚を認めず、父親の死後、チェイン一家をなにかと支配する祖父に対する複雑な気持ちを、初めて明らかにする。

チェインとのデートでタヒョンはため息ばかり。カン先生と比べてチェインの長所を見つけようとしているのだ。この世で一番大事なものは何か、と尋ねると、チェインは当然金だ、と分かりきったことを訊くな、という態度。今ある財産は祖父のものだから、自分の力で財閥になりたい、と言う。

そういいながら、自転車とぶつかりそうになった子供を助けたり、ローラースケートで転んで怪我をしたタヒョンのために、いつも間にかバンドエイドを買ってきて貼ってやったりする。そういう優しさにほっとするタヒョン。

「公平」にやるため、タヒョンの親友にも会うことになる。親友が「裸の男の相手をする」と聞いて、そんな友達とは付き合わせたくないとチェインは品定めをすることに。実はインターンと知ってほっとする。喫茶店で会うことになるのだが、偶然チェインとヒョンジンが店の前で会い、一緒に入っていくところでテハに出会う。

三人が分かれた後、タヒョンに携帯電話を渡すのを忘れたことに気づき、チェインは病院へ行く。ヒョンジンと親しく話しているのを、後を付けて来たテハに見られる。ヒョンジンからタヒョンは近くの喫茶店にいる、と言われ追いかける。

喫茶店ではタヒョンがトイレにいったので一人で座っているチェインのところに男性がやってくる。チェインの向かいに座り「タダと一緒の家に住んでいる」と自己紹介を始める。チェインはなれなれしく家族間の名前を呼ぶ男に喧嘩腰になる。「なぜこんな気の荒い男と付き合うんだ」とつぶやく男。そこへタヒョンが現れ、「オッパ~!」と言って抱きつこうとするが、チェインがあわてて止める。

韓国では恋人は年上が多いので、「オッパ」と呼ぶようだ。(年下の恋人はなんと呼ぶんだろう?)ここでタヒョンが「オッパ」を連発したのは、実の兄だからだが、チェインにはそんなことは分からない。恋人に使う表現と間違えても無理はない。

「一緒に住んでいる」と言われ、「タダ」を連発され、頭にきたチェインは例によって大声で荒れる。結局実の兄だということが分かるが、チェインはその兄から「感情を抑えて」とたしなめられる。最悪の印象を与えてしまったことになるが、チェインと同い年のこの兄が二人の味方となってくれる。

家まで送る車の中でタヒョンに携帯を渡すと、要らない、無駄だ、他の誰も掛けてこないから、と言われるが、もちろんそれはチェインの望むところ。やたらに番号を教えるな、と言いつつも機嫌がいい。

# by 1-100miracle | 2008-03-29 02:48 | 1%の奇跡  

ヒョンビン

ヒョンビンの「雪の女王(NC)」をMnetでやっているが、BSJapanで何回分か見て面白くなかったので、Mnetでも見ない。ヒョンビンはルックスは素敵だけど、作品に恵まれていない。「私の名前はキム・サムスン」が強烈過ぎたのかもしれないが。

「雪の女王」はストーリーが陳腐すぎるし、「アイルランド」はあまりにも現実離れをした説得力のない内容だった。「百万長者の恋」もお定まりの筋で、どこかで見たことがあるような展開のため、ちっとも面白くなかった。そもそもタイトルを見ただけで中身が想像できるではないか。もっといい役がつかないものだろうか。役者は顔やスタイルがよくなければいけないのだろうが、折角の容姿も脚本が良くないと、続けて見る気にはなれない。贔屓の役者とはいえ、ドラマ自体が面白くないと、とても見る気にはなれないのだ。

それではどんなドラマだといいのかと言うと、イ・ジュンギの「犬と狼の時間」は夢中になって見た。「復活」はいいとは思わないが「魔王」は素晴らしかった。チュ・ジフンの魅力がよく引き出されていたし、脇役陣の演技も本物だった。あんなドラマにヒョンビンが出ていたとしたら・・・。はまる役はなかっただろう。せいぜい下っ端の刑事役か。でも「犬と狼の時間」ならいい線いけたと思う。

# by 1-100miracle | 2008-03-27 00:11 | 俳優  

スカパー

現在スカパーで、LaLaTV、ドラマチックアジアTV★Sonet、Mnetの3チャンネルで韓ドラを見ている。毎週ドラマの数が多く、これにBSで放送しているのまで合わせると1日最低でも2時間見なければならないことになる。

月曜日 「I LOVE ヒョンジョン」 「妻が突然18歳」 「ニューハート」
火曜日 「I LOVE ヒョンジョン」 「ニューハート」
水曜日 「I LOVE ヒョンジョン」 「不良カップル」 「兄嫁は19歳」
      「タルジャの春」
木曜日 「I LOVE ヒョンジョン」 「ありがとうございます(NC)」
金曜日 「I LOVE ヒョンジョン」 「妻が突然18歳」
      「コーヒープリンス1号店」
土曜日 「きつねちゃん何しているの」
日曜日 「きつねちゃん何しているの」

もちろんほとんどが録画してのことなので、見るのは仕事から帰ってからになる。月曜日から金曜日まで、またまた「1%の奇跡」もやっているが、ノーカット版でやっていたのを全部ビデオに撮っているので、これは録画の必要なし。LaLaTVだけで、3回も放送している。その前に読売TVでもやっていたので、私の知っているだけで、4回も放送していることになる。単純なストーリーなのに、人気があるのだろう。

その他何本か放送しているのがあるが、興味がないもしくはもう見たので録画しない。「銭の戦争」と「オンリーユー」は最初の2回くらい見て、あまりにも面白くないのでやめた。BSでやっている歴史物も見ない。

# by 1-100miracle | 2008-03-26 23:52 | その他  

I LOVE ヒョンジョン

スカパーで「I LOVE ヒョンジョン」を毎日放送している。例によって財閥御曹司と平凡な家庭の女の子の恋愛物語だ。それほど期待もせずに見ていた。しかし、昨日の放送(11話)は面白かった。

御曹司のボムスとヒョンジョンの交際は親の反対に合い、ボムスは会社もやめ、家も出る。世間の噂にもなり、親もこのままにしておけないので、会長であるボムすの父は二人の仲を認めることにする。母はそんな気にはなれないが、夫からそれが会社のイメージアップにも繋がるし、ボムスを家に連れ戻す唯一の方法だと言われ、いやいや従う。

テレビのインタビューで、本心を隠してヒョンジュンを歓迎するかのようなコメントをする。しかしその前にヒョンジュンの父と会って、別れるように頼み、手切れ金まで渡して彼女の父の怒りをかっていた。ヒョンジョンとも会い、結婚は不可能だと告げていたのだ。

急に態度を変えてヒョンジョンを夕食に招いたが、その席でも不機嫌を隠すことができない。彼女の父が手切れ金を返したことを、失礼だと非難し、無学だから仕方がない、と理解を示したつもりである。いたたまれなくなりヒョンジョンは帰ると言って席を立つ。あとを追って来たボムスとヒョンジョンは家の外で口論になる。その時彼は彼女に向かって、そんなに頑固なのは「劣等感のせいだ」と。

ヒョンジョンは、財閥一家の傲慢さは母親だけではなく、ボムスも結局はその一員だということに気がつく。垣間見せたボムスの本音に失望し別れる決心をするのだ。

と、まあ「いよ~ヒョンジョン!」と声を掛けたくなるほどの思いっきりのよさだった。陳腐なドラマだったらボムスに「劣等感」という言葉は吐かせなかっただろう。どこまでも純情風で正義感に燃える青年であっただろう。これまでの流れがそうだったから。

うん、面白くなりそうだぞ、ヒョンジョンそんな甘ちゃんの馬鹿なんか振って、もっといい男を見つけろ、それでこそ大人の女だ。「頑張れよ」と声を掛けずにはいられなかった。

ところがな~んだ、今日の12話ではもう元に戻ってしまった。期待外れでがっかりして番組の途中で寝てしまった、だから詳しいことは分からないが、ボンスは会社には戻らないようだ。それでもヒョンジョン、ボンスの人間性をもっと疑わなければ。そんなに簡単に許しちゃダメ!「劣等感」なんて言葉を使ったのは、心の奥底に消すことの容易ではない傲慢さがしっかり根を張っているからだよ。

話は変わるが、財閥の生活はかくもあろうか、と納得できる設定である。家は豪奢だし、母親は一人では行動せず、常に秘書を連れている。それに比べるとチェインの家の質素なこと。母親と妹は洗濯も掃除も料理も自分たちでやっている。羨むほどの生活ではない。「財閥」というのなら、ボンスの家のような暮らしぶりでなければ。

# by 1-100miracle | 2008-03-25 23:32 | I LOVE ヒョンジョン